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三番瀬図鑑

イシガニ

正面にハサミを振りかざすイシガニ
三番瀬で最もよく挟んでくるカニと思われる。

三番瀬のワタリガニのなかまでは、最もよく見られるカニ。ガザミと比べ、甲の横側に張り出すトゲが短く、全体的にイチョウ型をしている。甲の幅が50mmていどの小さな個体は、堤防のそばの転石の下や潮だまりの砂の中に隠れているところをしばしば見かける。外敵が近づくとはさみを大きく拡げて威嚇する。また、そのままはさむことも多い。潮干狩りの際には充分気をつけたいカニ。

砂にからだを隠すイシガニ
護岸周りに多くみられる。
ハサミを振りかざすイシガニの背面
大きい個体に挟まれると出血することも

詳細情報

区別(エビカニ・ゴカイなど) エビ・カニのなかま
分類(門・綱・目・科) 節足動物門軟甲綱エビ目カニ下目ワタリガニ科
大きさ 65mm

観察できる時期

1月 2月 3月 4月
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5月 6月 7月 8月
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9月 10月 11月 12月
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三番瀬ナウ
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