ここから本文です

三番瀬図鑑

トベラ

花はいっせいに咲き、なかなか強いにおいがする。

海岸地方に自生する、高さ2~3mの常緑の低木。長さ8~10㎝、幅3㎝ほどの、厚く表面にやや光沢がある葉が互い違いにつき(互生)、枝の上部に集まって生える。葉のふちはよく下面に巻き込んでおり、シャリンバイと見分ける際のポイントとなる。よい香りがする花は6月に咲き、白色から黄色に変化する。果実は球形、熟すと3つに裂けて赤い粘った種子を出す。海浜公園では、園内のいたるところに植えられているほか、防風林の海側の縁に生えている。

熟していない果実。よく見ると3つに裂ける部分に線がある。
裂けたばかりの果実は粘性のものがよく観察できる。

詳細情報

分類(科) トベラ科
区別 常緑低木
由来による区分 自生植物
見ごろ6月

観察できる時期

1月 2月 3月 4月
〇〇〇 〇〇〇 --- ---
5月 6月 7月 8月
--- 〇〇〇 --- ---
9月 10月 11月 12月
--- 〇〇〇 〇〇〇 〇〇〇
三番瀬ナウ
ページトップへ